平成30年8月9日木曜日、市文化センター和室において、環境基本計画策定メンバーによる初めてのワークショップを開催しました。現時点での登録メンバー5名のうち、4名の方にご参加いただきました。

 まず、現行計画の概要について簡単な説明の後、環境施策と事務事業の対応状況に関する穴埋め問題に挑戦していただきました。この穴埋め問題は、計画策定の狙いについて理解を深めてもらうためのゲームとして準備しておいたものです。初っ端に皆さんで悩んでもらうことで、アイスブレイクの目的も兼ねていました。ところが、趣旨の説明を省いたためにメンバーは混乱し、出だしから批判殺到。

 そこで、急きょ予定を変更して、W/Cシートに氏名と職業を加えて自己紹介をしていただきました。W/Cシートとは、計画策定に当たって期待すること(W)と計画策定に貢献できそうなこと(C)をA4用紙(シート)に記載したものです。これにより、皆さんの様々な思いや才能を場全体で共有することでき、やっと場が和みました。

 この後、計画策定の全体スケジュールについて概要を説明し、今後市民向けアンケート等の現状調査を実施すること、調査項目を事前にワークショップで抽出する必要があること、最終期限から逆算するとあまり余裕がないことを説明しました。ここで1名の方が用事のために途中退席し、この時点で1hが経過。

 メインのワークでは、総合計画の環境に係る11の施策に今回の参加者の関心による優先順位をつけるため、1人5票ずつ投票していただきました。今回は残り時間が少ないため、もっとも票が多かった施策の一つである「環境保全意識の向上」について、最終ゴールである調査項目の抽出まで一通りやってみることにしました。

　まず、中心の絵を省略した簡易的なマインドマップを全員で作成し、テーマである「環境保全意識の向上」についてのイメージを共有しました。次に、1人5つずつ調査項目の案を抽出し、説明してもらいました。少人数の割に幅広いアイデアが集まりました。

 開始早々どうなることかと心配しましたが、なんとか一つカタチをつくることができました。残り10施策の調査項目については、今後の会議でアイデア出しする予定です。ご参加いただいた策定メンバーの方々には本当に感謝申し上げます。