その結果、“多様化する保育ニーズに対応した保育サービスのより一層の充実を図るために、多様で弾力的な事業展開が可能である私立保育園を中心に、保育の需要に応じる一方で、行政としての責任を果たすための公立保育所を必要数残し、その機能・役割を充実させることが必要”と方向性を示しました。　　　

さらに、関係機関とのネットワークの構築、障がい児保育の実施及び緊急時の入所対応など、私立保育園等では担うことが厳しい領域を中心に公立保育所の果たすべき役割として整理し、また、玉名第1保育所以外の公立保育所は全て民営化又は統廃合するとした内容の建議を受けました。

本方針は、その建議内容を尊重し、「今後の公立保育所のあり方」に関する市の基本的な考え方や手法を指針として示したものです。

• 「玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針(平成29年11月)」(平成30年5月改訂)(PDF 約406KB)　 

平成29年に「玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針(平成29年11月)」(以下、「基本方針」という。)が策定され、本方針に沿って保育サービスの充実や公立保育所の民営化等を実施してきました。

しかしながら、計画通りに進んでいない事業も見られるようになったこと、さらには、将来的な人口減少や多様な保育ニーズに対応するための保育士等の確保など、安定的な保育サービスの提供にも影響を及ぼすような課題の解消にも時間を要しています。

そのため、令和3年度、改めて「玉名市公立保育所の在り方検討委員会」を設置し、「基本方針」について、現状を踏まえながら審議しました。その結果を、今後5年間を目途とした「玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針(平成29年11月)」(平成30年5月改訂、令和3年9月改訂)として示しました。

• 「玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針(平成29年11月)」(平成30年5月改訂、令和3年9月改訂)(PDF 約441KB)

今後、公立保育所はこの「玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針(平成29年11月)」(平成30年5月改訂、令和3年9月改訂)に則って、事業等を進めていきます。