玉名市で「あすチャレ!スクール」を実施しました
あすチャレ!スクール」を実施しました
「あすチャレ!school」とは
それは、子どもにとって貴重な、学びの機会を提供する体験型授業です。
パラアスリートと共に車いすバスケットボールを体験し、リアルな声を聴くことでこれまで見ていた景色が変わり、人間の多様性を認め合い、人間の強さやすごさを身をもって体験することで、子どもたちの心が動き、新たな学びにつながります。
誰もが夢と希望をもって、いきいきと過ごせる社会を創る。
”明日へのチャレンジ”「あすチャレ!」です。
講師の紹介
- 根木 慎志(ねぎ しんじ)氏
2000年シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボール日本代表キャプテンを務められ、現役時代から「出会った人と友達になる」というライフテーマをモットーに「あすチャレ!School」の講師として全国各地で授業を行っていらっしゃいます。
- 神保 康広(じんぼ やすひろ)氏
1992年バルセロナから2004年アテネまで、4期連続パラリンピック出場。
「スポーツで世界を一つにしたい!」「やってみるをかなえる!」をモットーに、日英を行き来しながら車いすバスケットの普及活動及び選手指導をされていらっしゃいます。
あすチャレ!Schoolでの気づきと学び
障がい者が抱える一番の障がい。それは身体上の「障がい」ではなく、社会に存在する「障がい」です。
その「障がい」は、社会で生きる一人ひとりが視点を変え、気づいたことを行動に移す勇気があれば、取り除くことができます。
子どもたちが学んだ4つの視点
1.他者のことを自分ごととして考える心
他者が考える問題を自分のことと、同じ仲間のこととして捉える力をもつ大切さを学ぶことができました。
2.障がいとはなにか?
「障がい」とは「障がい者自身」が持つものではなく、社会に存在するものとする考え方や多様性を認め合うことの大切さを学ぶことができました。
3.可能性に挑戦する勇気
「障がい」の有無に関係なく、すべての人が個々の可能性を持っていることに気づき、勇気をもって挑戦することの素晴らしさを学ぶことができました。
4.「夢」や「目標」を持つ力
パラアスリートがアスリート生活を通じて経験してきた夢や目標を持つ価値と重要性について直接話を聞くことで肌で感じることができました。
実施校
- 2月3日(月曜日) 睦合小学校 玉南中学校
- 2月4日(火曜日) 玉陵小学校 有明中学校
- 2月7日(金曜日) 高道小学校 玉名中学校
約594名もの生徒が「あすチャレ!School」に参加しました。
あすチャレ!Schoolを体験しての感想
- 「障がい」は障がい者の中にあるのではなく環境側にあることが分かった。
- できる、できないに関係なく一生懸命に目標や夢に向かって挑戦する大切さを知れた。
- 「当たり前だけど素敵なこと」を自信をもってできるようになりたいと思った。
- 困っていることを障害だとするならば、それは社会が作っているということが分かった。
あすチャレ!スクールの様子
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