小浜寛政四年津波墓碑
更新日:2026年3月28日
小浜寛政四年津波墓碑(こばまかんせいよねんつなみぼひ)
【種別】玉名市指定重要有形文化財(歴史資料)
【指定年月日】令和8年3月24日
【所在地】玉名市石貫3771 玉名市文化財収蔵庫
【所有者】玉名市
【内容・特徴】
寛政4年(1792)4月1日(朔日)雲仙岳が大噴火、眉山が海中へ崩落して大津波を引き起こしました。この津波で、対岸の玉名郡・飽田郡・宇土郡や天草の沿岸の村々や島原半島一帯を襲って甚大な被害をもたらし、玉名郡内では2,200余人(諸説あり)が亡くなったとされます。
菊池川右岸に位置する小浜村周辺の被害について記録する史料は現在見つかっていませんが、この墓碑には「寛政四年四月朔日」と彫ってあります。被害が大きかった飽田郡や島原などでは「寛政四年四月朔日」銘の墓碑が多く、これらは寛政4年の津波で亡くなった人の墓碑と考えられており、この墓碑も同様のものと考えられます。
この墓碑は小浜村での被害を裏付ける貴重なものであり歴史的価値が高いものであることから、これを玉名市重要有形文化財に指定しました。また、この墓碑は玉名市小浜字中牟田812の墓地内にありましたが、無縁墓となっていため、玉名市文化財収蔵庫に移設し保存しました。
【品質および形状】凝灰岩製、方錐方柱型。
【寸法、重量その他の法量】高さ44cm、幅26.5cm、奥行き27cm
【作者】作者不詳
【製作の年代または時代】寛政期
【銘文】
(正面)
寛政四天
釈玄瑞
子四月朔日
拓本(正面)
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