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関白塔 附 浄光寺跡出土五輪塔地輪

更新日:2009年4月1日

 

関白塔 附 浄光寺跡出土五輪塔地輪の写真員数:5基

所在地:玉名市築地字南大門2190、2190-1


関白塔は、鎌倉時代末期ま南北朝じだいに造られた2基の五輪塔です。東塔は高さ253.6センチ、西塔は基礎石を失っているものの高さ268.8センチを測り、九州では最大の高さを有しています。いずれも、規模が大きいにもかかわらず、全くの無文です。これは、鎌倉時代後期から室町時代にかけての、真言律宗系の五輪塔の特徴であり、周辺一帯が中世の真言律宗寺院である浄光寺の跡であることから、開祖叡尊に連なる高僧の墓塔であった可能性が高いと考えられます。

また浄光寺跡出土の五輪塔地輪3基については、南北朝期の年号と法名が記されています。在地の武士団である大野氏の系図と一致する法名もあり、紀年銘をもつ歴史資料として貴重です。

関白塔東塔は高253.6センチ、西塔は基礎石を失っているが高さ268.8センチを測り、九州では最大の高さを有する五輪塔である。材質は凝灰岩であり、火輪の反りが大きい形態的特徴から在地の工人によるものと考えられ、肥後における五輪塔の編年観から、東塔は鎌倉時代末期から南北朝時代前期、西塔は南北朝時代の年代観が与えられる。

関白塔の特色として、規模が大きいにもかかわらず表面に銘文等を有していないことがあげられる。鎌倉時代後期から室町時代にかけて、真言律宗では、僧の墓塔として梵字を刻まない大型五輪塔を造営しており、浄光寺が奈良県西大寺(真言律宗)の末寺であったこととあわせ、真言律宗の祖叡尊に連なる高僧の墓塔であった可能性が高い。現在は蓮華院誕生寺の山門西側に位置しているが、浄光寺の寺域周辺に、奥之院として墓所が存在していたと考えられる。

本塔は真言律宗の玉名地域への伝播と、その後の発展と定着を示しており、中世における九州の仏教受容のあり方とその背景を考えるうえで、きわめて重要な資料である。

また、浄光寺跡出土の五輪塔地輪3基については、出土地点が明らかであり、南北朝期の年号と法名が記されている。大野氏系図と一致する法名もあり、紀年銘をもつ歴史資料として貴重である。


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