「第一回玉名市国際芸術祭」を開催しました
【8月20日更新】
第一回玉名市国際芸術祭を開催しました
令和6年7月14日、「第一回玉名市国際芸術祭」のメインイベントであるコンサートが開催されました。
悪天候にもかかわらず、多くのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
出演団体の練習の様子から当日まで、観光物産課に所属する玉名市地域おこし協力隊 眞杉尚宏(ますぎたかひろ)が取材しましたので、ご報告いたします。
事前取材の様子
今回の芸術祭コンサートに際して、玉名市内の参加団体のうち4団体の取材を行いました。取材にご協力いただきました団体の出演者・指導者、関係者の皆さまにお礼を申し上げます。
光専寺土曜学校
光専寺土曜学校は、小学生から中学生までの児童・生徒さんが活動しており、ミュージックベルをはじめとしたさまざまな習い事が行われています。多くの活動を共にして、生徒さん同士が家族のようでした。
「息を合わせてベルを鳴らすところや強弱をつけるところが難しいです」
と生徒さんたちが語るように、タイミングを合わせるのが難しそうに見えましたが、回を重ねるごとに修正されて息の合った演奏になっていきました。滞在2時間ほどの中でも目に見えて分かる成長。本番での演奏が楽しみです!
専修大学熊本玉名高校Ventures
「本日は芸術祭の取材にお越しいただきありがとうございます!」
取材当日、生徒さんたちの姿に圧倒されました。挨拶の表情・声量、姿勢。流石はVentures。私も身が引き締まる思いです。挨拶を終え、部長の山本さん、副部長の片山さん、金崎(崎の字は「たつさき」)くんにお話を伺いました。
「笑顔で練習を頑張れるような環境・雰囲気づくりを大切にしています」(片山・金崎副部長)
「練習と休憩でメリハリをつけて質の高い演奏ができるように自分でも意識して行動しています」(山本部長)
言葉の通り、部員の皆さんが心から演奏を楽しんでいるようでした。今回の取材を通して、Venturesのプロ意識を垣間見ました。本番でもよろしくお願いします。
岱明町少年少女合唱団
玉名市岱明町で活動をされている少年少女合唱団の皆さん。ソプラノからアルトまでの編成で若々しく力強い歌声で歌い上げてくれます。各パートがそれぞれを引き立てるハーモニーが心地よいです。
休憩中は、やはり小中学生らしく元気いっぱいにお話しをしていて微笑ましく思いました。
しかし練習は真剣そのもの。ハモリの部分やソロパートなど繰り返し確認し、本番への準備バッチリ。
ホールに響く歌声が楽しみです。
玉名市少年少女合唱団
玉名市少年少女合唱団は、未就学の児童から大学生までの生徒さんが活動をされています。取材日は、主に低学年の皆さんが参加されており、かわいらしい歌声を聴くことができました。
「おしゃべりのときの声じゃなくて『お姉さんの声』で歌うとよ」
という先生のアドバイスを受け、声質が変わっていく姿にとても驚きました。
全員での練習は取材できませんでしたが、本番でどのような歌声が聴けるのか私自身とても楽しみです。
当日の様子
本番前 マルチホール
マルチホールでは、台湾の新希望楽団と玉名市の3団体が準備をしています。他団体との顔合わせは本日が初めてで、やや緊張のご様子…。緊張をほぐすため、“〇〇〇〇〇”がご挨拶に。
『タマにゃん』登場! 玉名の子どもたちはもちろん台湾の皆さんにも大人気!
おかげで団体同士も打ち解けたようです。
開会・ファンファーレ
玉名市マスコットキャラクター『タマにゃん』の指揮のもと、専修大学熊本玉名高校『Ventures』のファンファーレが行われ、第一回玉名市国際芸術祭コンサートが開幕しました。出演者の表情も本気モードに!
コンサート本番
音楽ユニット『音の和music』の優しい歌声と民族楽器の音色。
事前取材に伺うことができなかったため、私も今回初めて拝見しました。
その歌声と楽器の音色から、台湾のお母さんの優しい姿や日本の自然の美しさが感じ取られて、どこか懐かしく、清らかな気持ちになりました。
音の和musicのお二人の柔和な雰囲気やお人柄が表れた素敵なひとときでした。ありがとうございました。
ホールに響く『岱明町少年少女合唱団』の美しい歌声。
以前伺った時とはまた違った本番の雰囲気とホールならではの伸びやかに広がる歌声がとても素敵でした。
一度は聞いたことのある童謡・民謡のメドレーに思わず口が動いてしまう人もいらっしゃいました。
歌い継がれる曲には、どこか“エモさ”がありますよね。
『玉名少年少女合唱団』の透明感のある歌声。
取材時、全員での練習を見ることができなかったため、本番を楽しみにしていました。やはり全員揃うと、また雰囲気が違います。
まだ幼さを感じた練習とは違い、それぞれが本番までの期間で大きく成長したのが感じられました。
透明感の中にも芯のある素敵な歌声でした。
『光専寺土曜学校ミュージックベル』による心地よいベルの音色。
会場中が耳を澄ませる静けさが緊張感を倍増させます。
国を問わず人気のある曲目に台湾のゲストも日本のお客さんも引きこまれていました。
ステージを降りたあとの安心したような笑顔と達成感にあふれた表情も印象的でした。
『専修大学熊本玉名高校 Ventures』の迫力ある演奏と躍動感のあるパフォーマンス。
老若男女、さまざまな世代が楽しむことができる曲目と圧巻のパフォーマンスでした。
見る、聴くのはもちろん「おてもやん」など参加型の演出で会場中が一体となって楽しんでいました。
ご来場のみなさんに笑顔を届けていただきありがとうございました。
台湾『新希望楽団』の力強くも繊細な演奏。
今回のメインゲスト『新希望楽団』
荘厳な雰囲気の演奏にご来場の皆さんはもちろん他の参加団体も目を輝かせながら見ていました。
この交流が2回、3回と続いていって、さらに国際交流の輪が広がっていく未来を想起させてくれました。
今後也請多多關照!
合同演奏・合唱〜フィナーレ
ご参加いただきました団体の皆さま、最高のステージをありがとうございました!
感謝大家的精彩表演!
【7月3日更新】
第一回玉名市国際芸術祭の開催について
玉名市は、マラソン交流が縁で親交を深めてきた日本台湾文化芸術交流会と、玉名市において長年にわたり国際交流活動に尽力されている玉名国際交流協会とともに「第一回玉名市国際芸術祭」を開催します。
この芸術祭は、子どもたちの国際交流への理解と関心を深め、芸術をとおした交流やふれあいを通じて、国や言葉、文化の枠を超え、人と人とが共感し合い、理解し合う「こころのつながり」を感じることを目的としています。
台湾高雄市の小学生から大学生で構成されるオーケストラ「新希望楽団」が来日し、玉名市の音楽団体と共に素敵な演奏を披露します。
入場無料(自由席)です!
会場にはキッチンカーや「ふわふわタマにゃん」もやってきますので、小さなお子様もご一緒に、お気軽にお越しください。
キッチンカー 11時から15時
- たこやき
- ラムネ
- からあげ
- かき氷
- フライドポテト
- やきそば
- フランクフルト
- 玉名ラーメン など
ふわふわタマにゃん 9時から17時 雨天中止
【6月13日掲載】
第一回玉名市国際芸術祭 絵画展示会の開催について
7月14日(日曜日)に予定している芸術祭のメインイベントであるコンサートに先立ち、玉名市役所にて台湾の小学生の絵画展示会を開始しました。
台湾の子どもたちが「地元文化」をテーマに描いた作品をぜひご覧ください。
なお、7月14日(日曜日)にはコンサートと併せて玉名市民会館大ホールロビーにて絵画展示も実施予定です。(コンサートの詳細については、後日更新いたします。)
展示期間
令和6年6月13日(木曜日)から7月12日(金曜日)
場所
玉名市役所1階市民ロビー(7月14日(日曜日)は玉名市民会館ロビーにて展示予定)
作品出展
台湾・嘉義市精忠小学校
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