男女共同参画社会をめざして VOL.26
更新日:2013年3月1日
防災と男女共同参画
男女共同参画に関する意識調査を実施した平成23年の3月に、東日本大震災が発生したこともあり、防災に関するさまざまな意見が寄せられました。主に女性や子ども・高齢者のための品物の備えや、災害弱者への支援などの意見が多く、玉名市民の防災に関する意識の高さがうかがえました。今後は防災への取り組みに女性や災害弱者などの意見を聞きながら、今まで以上に多様な視点を取り入れる必要があるといえます。
男女共同参画や人権に関する用語の認知度
調査では、DV(ドメスティック・バイオレンス)とセクシュアル・ハラスメントを知っていると答えた人の割合が最も高く、いずれも80パーセントを超えていました。また、男女共同参画社会基本法を知っている玉名市民の割合は40パーセント程度と、熊本県の平均よりも高く、玉名市民の男女共同参画に関する意識が高いこともわかりました。
DVについては、周囲で起こっていることに気づかない、気づいていても見て見ぬふりをするなどの回答が見られ、からだやこころへの暴力を受けても、身近な人や行政機関へ相談できずに悩んでいる人が多いこともうかがえました。暴力の内容も多様化・複雑化しており、女性や子どもへの暴力だけでなく、高齢者に対する暴力なども深刻な社会問題となっています。「あらゆる暴力」を許さない意識づくりがこれからの大きな課題といえます。
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