男女共同参画社会をめざして VOL.21
男らしさ、女らしさってなんだろう
以前は、「ランドセルの色は、男子は黒、女子は赤」と決められていました。しかし近年ではランドセルの色も多様化し、たくさんの色から選べるようになりました。また、最近のファッション雑誌で黒い服が女性のファッションの流行色になったり、ピンク系のシャツが男子の間で流行ったりするような時代になりました。
これまでの男らしさ、女らしさのイメージは、テレビや雑誌などのメディアの影響が強く、また子どもが育っていく過程で刷り込まれた性別役割分担意識の影響も大きいものがありました。しかし、一人ひとりが「個人」として、その人らしく生きていくために、「性の差」にとらわれず、自分らしく生きていけるような社会に少しずつ変化しています。
男性、女性のイメージ
ジェンダーとは、社会的・文化的に作られた性のあり方のことを指し、生物学的な性(体のつくりなど)とは違います。例えば、これまでのジェンダーで見ると、男性なら「強い・たくましい」、女性なら「優しい・従順・守ってあげたい」などのイメージがあります。
しかし、小柄で優しいタイプの男性もいれば、力強く背の高い女性もいます。性の差と個人の特性の差があり、男らしさ・女らしさを超えた「その人らしさ」があります。自分らしく生きていけることが、「人権」そのものなのです。
自分らしく生きる
女性の大工や消防士、男性の保育士や看護師といったように、職業選択も性別だけではなく、個人の能力や特性で選択できる社会になりつつあります。男らしさ、女らしさだけでなく、誰もが自分らしさを大切にして生きられる社会をめざしましょう。
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