男女共同参画社会をめざして VOL.20
更新日:2012年8月1日
何でも平等にすればいいの?
男性にしかできないこと、女性にしかできないことがあります。男女の身体的な違いを理解した上で男女共同参画の取り組みを推進していかなければ、困ることもあります。何でも平等にするということは、一見良さそうにも見えますが、男性と女性では様々な違いがあり、必ずしもそれが良いとは限りません。
時代と場所で違う「らしさ」と男女平等
男女の違いはあるものの、「男らしさ」「女らしさ」は、時代と場所で変わります。昔は、女性が人のいる前で激しい運動をすることが許されない時代もありました。静かで上品にふるまうような「しとやかな女性像」が女性らしさの象徴だったのです。しかし現在では、男性の平均的な運動能力をはるかにしのぐ女性が、その能力を生かしアスリートや消防士などとして活躍しています。
また、保育士や栄養士、保健師など、かつては女性の仕事として位置づけられた分野にも少しずつ男性が進出しています。時代の変化と男女の身体的特質の違いを踏まえた上で、男女平等を考える必要性があるのです。
性別の違い、個々人の違いを生かす社会
性別の違いだけでなく、個々人の能力や特性の違いを生かすことで多様性が生まれ、社会に活力が出ます。「違い」を多様性として認め合い、男女(ひと)がともに尊重しあい自分らしく生きていける社会。それが男女共同参画社会といえるのではないでしょうか。
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