男女共同参画社会をめざして VOL.15
更新日:2012年3月1日
産む・産まないの決定権
赤ちゃんを産むことは女性にしかできません。赤ちゃんを産むためには、大きな負担とリスクがついてきます。妊娠や出産をいつ行うか、そして安全に行えるかなどを、権利としてとらえる考え方があります。
性と生殖に関する健康/権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)とは
1994年にカイロで開催された国際人口・開発会議で確立された概念です。いつ何人子どもを産むか産まないかを選ぶ自由、安全な妊娠・出産、子どもが健康に生まれ育つことが含まれています。さらには、思春期や更年期における健康上の問題、男女の相互理解、男女共同参画など幅広い分野にわたっています。
そして、男性と女性では身体的な違いがあります。例えば、妊娠や出産などは女性にしかできないことです。女性ならではの身体的な悩みも個人差はありますし、更年期障害も男女差が見られます。
男女の相互理解の必要性を考える事例として、不妊治療においての女性の精神的・肉体的苦痛が男性に理解されにくいことが挙げられます。男性中心の性意識が強い日本では、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを原点から考えなければなりません。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツと男女共同参画社会
男性も女性も、ともに尊重しあい、自分らしく生きられる男女共同参画社会を実現するには、男女がともに性についての正しい知識を身につけ、相互理解をしていくことが大切なのです。
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