男女共同参画社会をめざして VOL.23
更新日:2012年11月1日
玉名市では、昨年「男女共同参画に関する市民意識調査」を実施しました。この調査は、男女が性別にとらわれず、自分らしく生きられる社会の実現をめざし、平成24年度末に策定する「第2次玉名市男女共同参画計画」の基礎資料とするために行ったものです。
- 調査対象 一般市民2,000人 中学3年生698人
- 調査期間 平成23年10月25日から平成23年11月15日まで
- 有効回答数(回収率) 一般市民974人(48.7%) 中学生637人(91.3%)
玉名市民の男女の平等感
玉名市民の男女平等に対する意識は、県が行った調査よりも高い結果が出ました。特に教育に関しては男女の平等感が高く、「男は仕事、女は家庭」という固定的性別役割分担意識の改善も進んでいます。介護についても、男女の平等感は高く、公的サービスや地域での支えあいが必要だという意見が多くありました。
しかし、性別や年齢で意識の差があり、慣習・しきたりなどで男性優位と感じている人がいまだに多く、特に女性の方にそう感じている人が多い結果でした。また、子どもの進学に関しても、男の子と女の子では高校卒業後の進学期待について差がありました。全体的に男女平等の意識はかなり改善していますが、固定的性別役割分担意識が根強く残っているようです。
なお、表に示されている回答は、回答者総数(N)、限定回答者数(n)を分母とした百分率(%)で示しています。なお、特に数字を示していない場合、一般市民N=974人・中学生N=637人(有効回答数)とします。
社会のいろいろな面において男女は平等になっているか
回答者総数:974
ア.家庭生活では
- 男性のほうが非常に優遇されている 10.2パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 43.4パーセント
- 平等である 37.8パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 5.0パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.7パーセント
- 無回答 2.9パーセント
イ.職場では
- 男性のほうが非常に優遇されている 8.4パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 41.5パーセント
- 平等である 34.0パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 6.8パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.70パーセント
- 無回答 8.6パーセント
ウ.学校教育の場では
- 男性のほうが非常に優遇されている 1.1パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 15.3パーセント
- 平等である 69.2パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 3.20パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.30パーセント
- 無回答 10.9パーセント
エ.政治の場では
- 男性のほうが非常に優遇されている 20.9パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 48.0パーセント
- 平等である 22.6パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 1.6パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.10パーセント
- 無回答 6.7パーセント
オ.法律や制度の上では
- 男性のほうが非常に優遇されている 6.2パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 32.2パーセント
- 平等である 45.7パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 7.9パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.70パーセント
- 無回答 7.3パーセント
カ.社会通念・慣習・しきたり等では
- 男性のほうが非常に優遇されている 18.7パーセント
- どちらかといえば男性の方が非常に優遇されている 56.4パーセント
- 平等である 16.4パーセント
- どちらかといえば女性の方が優遇されている 2.6パーセント
- 女性の方が非常に優遇されている 0.50パーセント
- 無回答 5.4パーセント
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