男女共同参画社会をめざして VOL.42
更新日:2014年8月1日
キラリかがやく女性農業者〜農業分野における男女共同参画の推進〜
いま、農業分野でも女性のチカラが注目されていますが、そのチカラを生かすには女性の意見を反映しやすい環境整備が必要です。
かつての日本では女性農業者の地位は低いといわれていました。固定的性別役割分担の慣習やしきたりから、女性は補助的な労働力とされ、農作業の他に家事や子育て・介護を担っていました。
しかし、農業分野で働く女性を取り巻く状況は変化し、女性たちは学習や研修の機会が増え、知識や技術を習得してチカラをつけていきました。男女が対等な立場で農業経営をしていくためには、女性が自立していくことと、男女双方の意識改革が大きな意味を持っています。
職業選択の自由を保障する意味でも、女性にとってやりがいのある魅力的な仕事になれば、農業分野における女性の起業や就農が増え、キラリかがやく女性農業者の活躍で地域社会が元気になるのです。
6次産業化と女性農業者の活躍
女性農業者が日々の生活・仕事・地域社会などで培った知恵と工夫を生かして、女性の視点を取り入れた商品開発を地域活性化の起爆剤とする動きが各地で出ています。
これまで男性中心だった農業分野に女性が進出すると、多様な視点で商品開発がしやすくなります。そして、消費者のニーズに合わせた食品加工や流通販売をおこなう「6次産業化」を女性の意見も取り入れながら進めると農業の活性化につながります。
6次産業化の推進は、玉名市でも重要な施策として位置づけられています。女性のチカラが生かせる地域社会をめざしましょう。
カテゴリ内 他の記事
- 2024年10月30日 DVって?
- 2025年5月9日 パレア男女共同参画週間イラスト展作品募集...
- 2024年12月17日 玉名市男女共同参画審議会
- 2024年12月11日 第4次男玉名市女共同参画計画事業実施報告
- 2024年12月2日 女性人材リスト登録者募集
- 2024年6月20日 男女共同参画社会をめざして VOL.50 もしか...
- 2024年6月20日 これもデートDVなの? 恋人間に起こる身近な...