償却資産とは、会社や個人がその事業のために用いている構築物、機械、器具、備品などの資産で、固定資産税の課税の対象となります。玉名市にこれらの償却資産をお持ちの人は、毎年1月1日現在の資産の状況を申告していただく必要があります。

償却資産の対象となるもの(例)

飲食業

接客用テーブル・椅子、カウンター、室内装飾品、厨房設備、レジスター、カラオケセット、冷蔵庫、冷凍庫、自動食器洗浄器など

理容、美容業

小売業

商品陳列ケース、冷蔵庫、自動販売機、パソコン、太陽光発電設備(家庭用であっても10キロワット以上は対象)など

医院・歯科・薬局・整骨

各種医療機器(X線装置、心電計、電気血圧計、保育器、脳波測定器、ベッド、CT装置、MRI装置、歯科診療ユニット、ファイバースコープなど)待合室用椅子など、調剤機器など

農業

ビニールハウス、暗渠、大型特殊のトラクター、乾燥機、防除機など

漁業

漁船、船外機、海苔機械など

不動産貸付業

門、塀、緑化施設等の外構工事、アスファルト舗装、エアコン、非常用発電装置など

建設業

大型特殊自動車、建設機械、測量機器、移動可能なプレハブ建物など

• 固定資産税(家屋)として課税されているもの、自動車税および軽自動車税の対象となっているものは除外されます。
• 家屋の屋根や土地等に設置した太陽光発電設備について、設置者が個人(住宅用)の場合、発電出力が10キロワット以上の設備は、事業用の資産となり申告対象です。設置者が個人(事業用)・法人の場合、事業用資産となるため、売電収入の有無にかかわらず申告対象となります。
• トラクター、コンバイン、田植機などの乗用タイプで農耕用小型特殊自動車も除外されます。ただし、大型特殊自動車は申告対象です。

(注意)上記に掲げる業種、資産については一例です。また、耐用年数が経過し、減価償却が終わった資産であっても、事業の用に供することが出来る状態である限りは申告が必要です。詳しくは、申告の手引きをご確認ください。

提出書類

1. 償却資産申告書
2. 種類別明細書(増加資産・全資産用)

 令和7年8月の大雨により被災した償却資産について

被災償却資産の減免について 

　令和7年8月の大雨により被災した償却資産は、その被害の程度に応じて固定資産税・都市計画税の減免対象となります。

　申告全資産のうち被災した資産がある場合は、次の書類をご提出ください。

提出書類(被災償却資産の減免)

1. 令和7年8月の大雨により被災した資産一覧(対象資産を記入したもの)
2. 被災状況がわかる写真
3. 償却資産の修理に係る領収書等の写し
4. 市税減免申請書(固定資産税分)(EXCEL 約35KB)

被災代替償却資産の取得に関する特例措置について 

　また、上述の被災償却資産に代わるものとして、令和11年3月31日までに取得又は改良した資産は、その取得又は改良した年の翌年から起算して4年間は、課税標準額が2分の1になる被災代替償却資産の特例がありますので、申告時にご提出いただく「種類別明細書(増加資産・全資産用)」の対象資産備考欄に、被災代替償却資産と忘れずにご記入の上、次の書類を追加でご提出ください。

提出書類(被災代替償却資産の取得に関する特例措置)

1. 課税標準の特例に係る届出書
2. 償却資産台帳上に登録されていないことを証する書類(玉名市で被災した償却資産について、玉名市でその代替償却資産を取得する人は提出不要です)

申告期限

令和8年2月2日(月曜日)

手引きと申告書様式

• 令和8年度　償却資産申告の手引き(PDF 約349KB)
• 償却資産申告書(PDF 約61KB)
• 償却資産申告書(EXCEL 約35KB)
• 償却資産申告書・種類別明細書(増加資産・全資産用)(PDF 約34KB)
• 償却資産申告書・種類別明細書(増加資産・全資産用)(EXCEL 約25KB)
• 令和7年8月の大雨により被災した資産一覧(PDF 約32KB)
• 令和7年8月の大雨により被災した資産一覧(EXCEL 約20KB)
• 市税減免申請書(固定資産税分)(PDF 約29KB)
• 市税減免申請書(固定資産税分)(EXCEL 約35KB)
• 課税標準の特例に係る届出書(PDF 約68KB)
• 課税標準の特例に係る届出書(EXCEL 約21KB)

eLTAX(地方電子申告)による申告について

eLTAXとは、地方税の申告をパソコンからインターネットを利用して申告するシステムです。なお、利用される場合は、別途手続きが必要です。
eLTAXの利用に関するお問い合わせは、地方税共同機構ホームページ(外部リンク)をご確認ください。