木造阿弥陀如来立像
更新日:2021年2月19日
木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)
【種別】熊本県指定重要文化財(彫刻)
【員数】1躯
【指定年月日】昭和62年11月12日
【所在地】―
【所有者】個人
【内容・特徴】
この木像は、快慶を含む慶派の作で、鎌倉前期から中期に製作されたものです。典型的な阿弥陀様の阿弥陀如来立像で、基本的な構造は頭・体幹部を通して前後二材と、両肩から外側各一材の計四材からなります。当初は漆箔が施されていた痕跡がありますが、その後風雨にさらされた時期があり地肌が露出しています。珍しいことに、木地に直接供養のために書かれたものと思われる阿弥陀経の一節が墨書されていますが、これは書体からみて造立当初のものと認められます。
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