広福寺所蔵大平野寺・小山観音堂関係文書及び正法寺絵図
更新日:2021年2月19日
広福寺所蔵大平野寺・小山観音堂関係文書及び正法寺絵図(こうふくじしょぞう たいへいやじ・こやまかんのんどうかんけいもんじょおよびしょうほうじえず)
【種別】熊本県指定重要文化財(書跡)
【員数】1巻(3通)1通1枚
【指定年月日】昭和53年7月28日
【所在地】熊本市中央区二の丸2 熊本県立美術館保管
【所有者】民間団体
【内容・特徴】
本文書は、筒嶽の覚俊上人に宛てた石貫山大平野寺院建立に関する文書、及び某庄預所大法師某の小山観音堂境内地寄進に関する文書であり、ともに鎌倉時代のものです。また、絵図は、元禄2年(1689年)の筒嶽山正法寺周辺を描いたものです。筒嶽には、建久6年(1195年)に高僧俊芿が正法寺を建立しました。覚俊上人が住した寺院が正法寺かどうかははっきりしませんが、本文書は鎌倉初期における正法寺を中心とする当地方の寺院の状況を知る上で歴史的に重要なものといえます。
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