補陀落渡海供養塔附石塔群
更新日:2021年2月19日
補陀落渡海供養塔附石塔群(ふだらくとかいくようとう つけたり せきとうぐん)
【種別】熊本県指定重要文化財(歴史資料)
【員数】4基
【指定年月日】平成11年3月17日
【所在地】玉名市繁根木73-1
【所有者】民間団体
【内容・特徴】
玉名市繁根木八幡宮裏、稲荷堂前の共同墓地の一隅に安山岩自然石板碑4基が並列し、そのひとつに、補陀落渡海に関する碑があります。表面に日、月、中央に阿弥陀、観音、勢至の仏像三体の線刻と刻文があります。
永禄11年、当時東洋で仏教の霊地として繁栄した補陀落山に渡海する際に、弘円上人を先達とし、駿河住善心、遠江道円両行人が観音信仰のために肥後国高瀬に下り、船出の大願成就を祈り建立したものです。
【地図】
カテゴリ内 他の記事
- 2022年10月27日 広福寺所蔵大平野寺・小山観音堂関係文書及...
- 2022年10月27日 木造阿弥陀如来立像
- 2021年4月12日 両迫間日渡遺跡出土祭祀遺物
- 2021年2月16日 宇佐八幡宮関係石塔群(報恩寺跡)
- 2021年2月12日 高瀬目鏡橋
- 2021年2月12日 補陀落山渡海供養塔および板碑群(報恩寺跡)...
- 2021年2月12日 太刀宗広