紺紙金字仏説阿弥陀経
更新日:2009年4月1日
員数:1巻

個人蔵
文化13年、豪潮が68歳のとき、筑前石刻の阿弥陀経文を古閑季文の喜捨浄財によって書写したものです。紺紙に金泥を用い、楷書に近い細字で本文136行の仏説阿弥陀経が書かれ、巻末に陀羅尼(梵字綴文)115字を書き添えて、表装してあります。
福岡県宗像郡旧田島村官幣大社宗像神社境内にある阿弥陀経碑は、国宝として、祠を設けて祀ってある。文化十三年仲秋豪潮68歳のとき筑前石刻の阿弥陀経文を古閑季久の喜捨により書写したものである。典籍ではあるが豪潮の書の技法が活かされており、書跡として玉名の書道上貴重なものである。
紺紙金泥 折本装17曲 本文136行 始め、終りに添書きがある。
寸法、重量その他の法量:高さ28.1センチ
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