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伝道元(どうげん)筆正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)第十六行持(ぎょうじ)下正法眼蔵第十二坐禅箴(ざぜんしん)

更新日:2014年1月14日

伝道元筆正法眼蔵第十六行持下正法眼蔵第十二坐禅箴の1枚目の写真


伝道元筆正法眼蔵第十六行持下正法眼蔵第十二坐禅箴の2枚目の写真


員数:各1帖

所在地:玉名市石貫1379番地(熊本県立美術館保管)

 漢字かなまじり文によって書かれ(原初のかたちと考えられている)、書体も道元自身の書体に極めて似ています。更に本文と同筆で行間に書入れがあって、書き入れをする以前の本文は、永平寺五世の義雲が編成した宝慶寺系六十巻本正法眼蔵の行持下巻に一致しています。道元禅師は一旦書かれた正法眼蔵を晩年に全百巻にしようと新しく稿を起こされたといわれ、この行持下巻の書き入れは百巻選述のための整理のときの追加ではないかと考えられています。この道元禅師によって手を加えられた全文は、道元禅師の滅後、三代相論を経て永平寺を下りた徹通義介ら大乗寺系統の人々に伝えられた七十五巻本系統の正法眼蔵と一致しています。とすればこの行持下巻は、伝来する・福寺が徹通義介―瑩山紹瑾―明峰素哲―大智とつながる法系の寺であるので、義介が永平寺を退くときたずさえていた内の一本である可能性も否定できません。

 また本巻の特徴は、多くふりがながつけられ、しかも唐音が多数みられるところから、道元が日常多くの唐音を使って学人に説示したことを伺わせます。(熊本県立美術館編「寒巌派の歴史と美術」第11回熊本の美術展より抜粋)

 近年の研究では、この正法眼蔵第十六行持下は曹洞宗の開祖である道元禅師の真筆本である可能性が高いとされており(熊本県立美術館編「寒巌派の歴史と美術展より転載」、水野弥穂子「正法眼蔵」の本文作成と渉典について『道元上』日本思想大系12)、我が国の歴史上高名な者の書跡で貴重なものであります。


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