企画展 「第2回学校展 懐かしのわが母校(大浜小学校、豊水小学校、伊倉小学校、八嘉小学校)」
以下で用いる写真と記述内容は、平成7年当時のものです。
大浜小学校
明治7年開校した大浜小学校は、玉名市で唯一の単一校で現在に至っています。第6代校長の早野義章は、教え子の窮乏を見かね33歳の若さで職を辞し、ノリの養殖技術の向上に尽力、今日のノリの養殖の隆盛の基礎を築きました。校区民の学校に寄せる信頼感は厚く、昭和49年、校区民の手で創立百周年記念行事を行いました。
豊水小学校
明治22年、小島村など5村が合併して豊水村となった翌23年、旧小島村の小島小学校と旧川島村の川島小学校が統合して豊水小学校となりました。大正12年発刊の「豊土」は、豊水小学校、豊水農業公民学校で学んだ村の青年有志が自分たちの力で村の農業振興を図ろうと創刊した機関紙で、現在も公民館活動の一環として受け継がれています。平成2年、創立百周年記念行事を行いました。
伊倉小学校
明治6年、県に学制が頒布されると、伊倉の木下初太郎は、私学「じゅん新舎」開設の許可を得て学制に則った学校教育を始めました。これが伊倉小学校の源流といえます。伊倉小学校は、明治16年の文部省三等学事奨励賞をはじめ、就学奨励第一等旗、県知事選奨、全国小学校成績品出品校選抜など栄光の校史をもっており、”文教の地伊倉”を印象づける学校です。
八嘉小学校
明治22年、8村が合併して八嘉村になると、学校統合の機運が高まり、同36年、寺田小学校と大倉小学校は八嘉小学校(のち八嘉西)に、青野小学校と南坂門田小学校は坂門田小学校(のち八嘉東)に統合。大正6年、両校が合併して八嘉尋常高等小学校となり、現在の八嘉小学校に受け継がれました。校地は標高80メートルの高台のため、飲料水の確保に苦労したと沿革史にあります。
展示期間
平成7年6月1日(木曜日)〜平成7年6月25日(日曜日)
図録
学校展 第1回〜第5回をまとめた図録です。
平成7年5月3日発行 A4版白黒84頁 販売価格1000円
購入方法については刊行物のご案内をご覧ください。
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