博物館展示室リニューアル企画展 「未来につたえる。玉名のひと、もの、こころ」
玉名は歴史にあふれたまちです。古くから菊池川をはじめ、小岱山、有明海、玉名平野と自然の恵みを受けた玉名は、川と港を中心にいち早く交流の文化が育ち、発展を遂げてきました。その豊かな土壌において、貴重な遺物や遺跡が生まれ、優れた人材を輩出してきました。そんな玉名を物語る資料が博物館には数多く収蔵されています。
私たちは遺された「もの」に触れることで人物やその背景にある想いを知ります。また資料が今日まで守られたその年月や、なぜ守られてきたのか、より多くのものに触れることで多くの感動を得ることができます。その感動や、再発見が次の世代へ玉名を伝えるきっかけとなればとの思いから、このたび博物館では展示室のリニューアルを機に、玉名を代表するテーマを集めた企画展「未来につたえたい。玉名のひと、もの、こころ」を開催する事になりました。
こころピアという愛称は、博物館の開館にあたり市民の皆さんによってつけられたものです。「ピア」とは「桟橋」の意味があり、「川とともに発展した玉名」をテーマにした当館ならではの愛称です。リニューアルをきっかけにあらためて、こころとこころ、過去と未来を繋ぐ懸け橋になるよう、これからも親しみのある博物館でありたいと願っています。
玉名を象徴するものばかりが集う今回の企画展。ものに息づく歴史に触れて玉名を再発見してみてください。再発見の連鎖が未来の「玉名のチカラ」になればと思います。
展示期間
平成24年3月3日(土曜日)〜平成24年6月10日(日曜日)
展示資料
大坊古墳出土遺物、小代焼船徳利、刀 肥州住同田貫藤原清国、刀 肥後同田貫藤原正国、豪潮屏風、金栗四三使用の金栗足袋、川本末雄「秋耀」、西郷小兵衛木製墓標、笠智衆愛用の品 など
チラシ
関連事業
ギャラリートーク(いずれも午後2時より)
- 3月3日(土曜日)
- 3月4日(日曜日)
- 3月18日(日曜日)
- 4月8日(日曜日)
- 4月22日(日曜日)
- 5月6日(日曜日)
- 5月20日(日曜日)
- 6月3日(日曜日)
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