企画展 「植田いつ子の世界展」
日本の女性を美しく見せる服をつくり続けてきた植田いつ子さんは、日本を代表するファッションデザイナーです。美智子皇后の服飾デザイナーとしても知られる植田さんですが、玉名出身であることを皆さんご存知でしょうか?玉名市生まれの高瀬高女出身で、20歳まで玉名で過ごしました。その後「美しいものを作る仕事がしたい」と上京し、桑沢デザイン研究所で学びます。以後長年にわたり、日本女性のこまやかな心と感性になじむ服を創作してこられました。
今回は、雑誌にも掲載されたドレス、皇后陛下が皇太子妃の頃の服、直筆のデザイン画、ファッション界の芥川賞と呼ばれるFEC賞や桑沢賞などの受賞の品などを展示します。また、アトリエ開設30周年、40周年の記念コレクションや50周年特別記念展に関連する資料、植田さんがデザインしたジュエリーの写真も展示いたします。
植田さんのデザイナー活動の軌跡と功績を紹介しますので、この機会にぜひご覧ください。
展示期間
平成25年9月18日(水曜日)〜平成25年12月23日(月曜日・祝日)
展示資料
衣裳作品、デザイン画、受賞の品
チラシ
本展覧会では、植田いつ子氏デザインの洋服をはじめ、直筆のデザインが、雑誌、受賞の品などを展示いたします。氏の長年にわたるデザイナー活動の軌跡と功績をご覧ください。
【植田いつ子】
1928(昭和3)年生まれ。玉名市出身のファッションデザイナー。20歳までを玉名で過ごし、「美しいものをつくり仕事がしたい」と単身上京。桑沢デザイン研究所で学ぶ。1956(昭和31)年に植田いつ子アトリエ開設。1975年(昭和50)年、第19回FEC賞(日本ファッション・エディターズ・クラブ賞)を受賞。1976(昭和51)年、皇太子妃殿下(現皇后陛下)のデザイナーを任命。以来長年にわたって、皇后のデザイナーを勤める。2008(平成20)年、50周年特別記念展植田いつ子の仕事「布と影と夢」を開催。
※過去の企画展の為、チラシに掲載の情報の内、概要・趣旨などのみ記載しております。
関連行事
平成25年9月18日(水曜日)午前11時〜11時30分にオープニングセレモニーを開催します。
植田いつ子さんもご出席の予定です。
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