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令和2年5月25日開催 定例記者会見 市長挨拶

更新日:2020年5月26日

令和2年5月25日開催 定例記者会見

市長あいさつ

 

定例記者会見の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

新年度が始まり、早いもので既に2カ月が過ぎようとしておりますが、新型コロナウイルスの影響により市の各種事業や催しも「中止または見合わせ」といった状況が続き、記者クラブの皆様方にも市の動きや取り組みをなかなか報告できないといった現状を大変残念に思うとともに、何よりこの状況下に長らくご苦労・ご負担をお掛けし、ご不便を強いられている市民の皆様方の生活に思いを致しますと、非常に心苦しく感じる次第であります。

さて、先般の5月11日の臨時記者会見以降、コロナに関する情勢は大きく動いております。

まず、同日、県内の一部業種において休業要請解除。

翌12日には、県が定めた「熊本県新型コロナウイルス地域区分基準」に従って県下全域が「感染拡大傾向期」とされていた地域区分が「感染確認地域」へと引き下げられたことに伴い、外出自粛要請が解除。

それから2日後の14日には、政府が本県を含む39県で緊急事態宣言を前倒しで解除。

さらに、翌週20日をもって、県内すべての休業要請を終了。

また、21日には2府1県(大阪府・京都府・兵庫県)で緊急事態宣言が解除され、本日、残る1都1道3県(北海道・東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)についても緊急事態宣言が解除される見通しであります。

こうした動きの背景には、自粛によるコロナ対策の徹底が功を奏し、感染が減少傾向にあるとの見方があり、自粛ムードの解放感から社会には若干の明るさが戻ったように感じます。特に、緊急事態宣言の解除後、各地で人出が増加。人の流れが戻ることは喜ばしいものの、依然感染の脅威が去ったわけではなく、今後再び感染が拡大する恐れはやはり否定できません。本市としては慎重姿勢を維持し、大型連休明けから2週間を迎え感染者の増加が警戒されるこの時期の動向を厳しく注視しているところであります。

コロナにより一変した私たちの生活。終息が見通せない中、コロナとの共存を念頭にした「ウィズコロナ」、緊急事態宣言解除後の「アフターコロナ」と称される時代に即した『新しい生活様式』の実践が求められる中、第2波、第3波の襲来に備え、引き続き「三密(密閉・密集・密接)の回避」や「人との接触低減」、また、当面は「県境を越えた移動は極力控える」ことを求める姿勢に変わりはありません。5月8日以降、熊本県内での新規感染者は確認されていないものの、隣接する福岡県では依然新規感染者が確認されており、本市は本市として感染予防に最善を尽くしてまいる所存であります。

そして、コロナの終息と併せて求められるのが、コロナの影響で大変厳しい状況に陥っている地域経済の再生・活性化と、自粛生活の長期化により冷え込んだ景気浮揚策の展開であると強く認識しております。

ご承知のとおり、国の制度に伴い国民1人につき10万円を給付する「特別定額給付金」が始まり、本市においては5月1日から「オンライン申請分」の受け付けを先行して開始。また、5月14日には「郵送申請用書類」を発送し、21日から「郵送申請分」の受け付けを開始。現在、全庁的に動員をかけ、おととい23日(土曜日)・昨日24日(日曜日)は延べ200名態勢で給付業務に当たるなど、全庁を挙げた迅速な処理に努めております。

また、休業要請の全面解除に伴い、玉名の夜にも店の灯りが少しずつ戻り始めてはいるものの、やはり以前の客足が戻るまで暫くは厳しい状況が続くものと懸念されます。このような中、国・県が打ち出す支援策に合わせながら迅速に対応していくことも必要ですが、国・県の支援の枠から漏れるような部分があれば、そこをしっかりと見極め、市として広く、漏れなくフォローしていかなければならないと考えております。

そのため、現在、市独自の支援策の財源確保のため、今年度予定していたが「必要なくなった事業」、また、「開催できなくなった事業」の早急な洗い出しを各部局に指示しているところであります。

既にご案内のとおり、玉名市独自の緊急経済対策として、第1弾「玉名市飲食店特別支援事業」「玉名市宿泊施設特別支援事業」を5月1日の専決処分にて、第2弾「玉名市事業継続支援事業」を5月13日の臨時議会の議決を経て打ち出しました。続く第3弾の緊急経済対策予算案も6月定例議会へ提出を予定しております。しかしながら、これらに留まらず、今後もコロナ対策と地域社会経済の維持の両立を図るため、財政出動により更なる市独自の支援策を準備が整い次第、段階的に展開すべく緊張感とスピード感をもった対応に努めてまいりたいと考えております。

それでは、本日の記者会見の内容でございますが、発表事項として、1つ目に「第4回玉名市議会(定例会)」、2つ目に「第4回玉名市議会定例会(6月議会)の運営について」、以上2件を用意しております。

また本日は、投げ込み資料として別に4件を用意しております。

少々余談となりますが、いよいよ供用開始を迎えます新市民会館ホール。残念ながら、6月2日に予定しておりました「こけら落とし公演」島津亜矢さんのコンサートはコロナの影響により延期(※振替公演日11月24日)となってしまいましたが、本日は特別に記者クラブの皆様方に向けた新ホールの内覧会を予定しております。

また、例年ならば、この時期ご案内いたします玉名の初夏の風物詩である「高瀬裏川花しょうぶまつり」。今回、記念すべき第30回という節目でありましたが、こちらもコロナの影響に伴い来年に延期。非常に残念ではありますが、改めて、どうか来年の開催に期待していただきたいと思います。

未だ何かと見通しの立たない状況ではありますが、本市としてはいかなる状況下でも可能な限り情報発信に努めてまいりたいと思います。

記者クラブの皆様方にも、どうか取材方、ご協力のほどよろしくお願い申し上げまして、あいさつといたします。 

 

 

表:5月25日開催定例記者会見 記事一覧
番号記事件名区分
1第4回玉名市議会(定例会)発表事項 
2第4回玉名市議会定例会(6月議会)の運営について発表事項
3市民会館ホールの一般供用開始投げ込み資料
4MICAさん編曲の玉名市歌CDを無料配布投げ込み資料
5博物館からのお知らせ投げ込み資料
6新玉名市民会館ホールにおけるブルーライトアップ等の実施について投げ込み資料

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