令和7年11月25日開催 定例記者会見 市長挨拶
令和7年11月25日開催 定例記者会見
市長あいさつ
皆さん、おはようございます。
まず、改めてまして、今月13日より引き続き市長として新たな任期を迎え、この度、3期目となる市政の舵取りを担わせていただく事となりました。本日は、3期目開始後、最初の定例記者会見となります。記者クラブの皆様方には、これからの新たな4年間、変わらぬご愛顧を賜りますと共に、市政に対するこれまで以上のご指導・ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、会見の開催に当たり一言ご挨拶申し上げます。皆様方には当選直後のインタビューにて、私の3期目への思いを簡単に述べた次第ですが、新たな任期開始に際し、改めて私の所信の一端をこの場をお借りして少し述べさせていただきます。この度の市長選、合併新市発足後、初めて無投票での再選という結果と相成りました。次の4年間を私に任せていただいた反面、その4年間に向けた私の公約を広く市民・有権者の皆様方に届け、遊説や論戦を通じ課題を直接訴える機会を失した事には、心中に複雑な思いもございます。有権者の見えない民意の中で、どの程度の信任をいただけたのか。それを判断する指標こそが、有権者の意思表示である投票であり、信任であります。今回、その民意が可視化されなかったからこそ、私に課せられた責任は、逆に投票による当選以上に非常に重たいものがございます。その事を肝に銘じ、これまで以上に丁寧に、かけがえのない市民の皆様方の声に耳を傾け、多様な民意をくみ取り、的確に市政へと反映していかねばならない。日々の活動や、議会のみならず、あらゆる場面や機会を通じて、これまで以上により広く、かつ精力的に、私の施策に対する考えや思いを示し、より多くの方々に共有していかねばらないと、意を新たにしている次第です。
また、この3期目は私にとって非常に大きく、特別な意味合いを持つ4年間であることも事実であります。特に、私が市長に初就任依頼、本市の将来への羅針盤として掲げております『笑顔を作る10年ビジョン』。これは、「こんな玉名市であって欲しい」と願う多くの市民の皆様の意見や希望を基に、本市の将来像をまとめたものです。その将来像を行政、議会、全ての市民の皆様と共有し、“チーム玉名”としてその実現を目指し、最終目標であります“市民の笑顔が人を呼び込むまち”の実現に向け取り組むものとして、平成30年12月に策定し、これまでの2期8年をかけて、その礎を築いてまいりました。これからの4年は、本市の将来へのビジョンを、次の新たなフェーズへと移行させなければなりません。そうした意味で、この3期目は、本市の未来へつなぐ歩みを確実なものとし、更なる高みを目指すための大変重要な期間であると位置づけ、その実現に向け、強い覚悟と希望を持って、市政運営に臨んでいる次第であります。市政が抱える課題は、時代や状況に合わせ常に流動的に変化しております。「子育て支援策の充実と強化」、「まちなか未来図の実現に向けた取り組み」、「基幹産業である農水商工業の支援強化」、「目的地づくりによる観光振興」、「ふるさと納税の取り組み強化」、そして「今年8月の豪雨災害からの復興と防災・減災対策の推進」など、現在本市は多くの課題を抱えておりますが、我々行政は困難にはばかれるとも、決して立ち止まる事なく、継続して力強く市政を前へと進めていかねばなりません。特に、急速に少子高齢化、人口減少が進む中、自治体として存続・持続可能性の確保が強く求められています。地域活力を維持し、決して衰退させないためにも、本市の将来を見据え、次世代を担う若者たちが住み続けたいと思うまち、また、移住・定住してでもこの町で子どもを産み育てたいと思える、そんな魅力に溢れたまちを築いていく必要・責務がございます。そのためにも、多くの市民の皆様方の期待と信頼に応え得るべく、より一層謙虚に、かつ、新たな決意と情熱をもって3期目の市政運営に邁進してまいる覚悟であります。これから4年間の市政の行方に、どうか注目いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
続いて、市議会につきまして、新議員7人・元議員1人が当選という議会構成の大きな変化の中で、こちらも新たな4年間が始まりました。今月17日に招集しました初議会において、正副議長や委員会など議会人事も決まり、議事機関としての活動態勢が整った次第です。私も議会基本条例の理念を尊重しながら、我々首長をはじめとする執行機関と、議会が、互いに二元代表制の一翼を担い、それぞれ異なる特性を生かしながら、市民にとって最良の意思決定を導いていく。互いが市民代表の政策者として対峙し、政策を競い合う「善政競争」の実現に寄与してまいる所存であります。ただ、そのように議会が議事機関として活動の第一歩を踏み出そうとした矢先に届いた、浜田繁次郎議員の突然の訃報は、正に晴天の霹靂で、今なお受け入れ難い気持ちでいます。「玉名の未来はみんなの笑顔から」、そう掲げた彼のスローガンは、私の政治理念とも重なり、私にとって彼は盟友であり、旧知の仲でもありました。また、生前は商工業をはじめとする地域振興に広く尽力され、温厚篤実な彼の人柄は、実に多くの人々に愛されるものでした。余りに早過ぎる同志との別れに、ただただ哀惜の念に堪えません。私、そして市議会共々、彼の想いと意志を受け継ぎ、彼の御霊に今後の市政発展を約束し、彼の分まで市政運営に鋭意努めてまいる所存であります。心よりご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
それでは、これより記事の発表に入らせていただきます。
(以下、市長、発表事項の説明)
| 番号 | 記事件名 | 区分 |
|---|---|---|
| 1 | 第8回玉名市議会(定例会) | 発表事項 |
| 2 | 「金栗四三マラニック」、「玉名たまんないよ〜(洋)スイーツマラニック」開催 | 発表事項 |
| 3 | 高校まつり(高校合同進学説明会)・未来トーク(高校・大学研究等合同発表会)開催 | 投げ込み資料 |
| 4 | 今年も玉名にやって来る!!〜林家たい平師匠親子落語会の開催〜 | 投げ込み資料 |
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