姉妹都市クラリンダ市を公式訪問しました
音楽でつながり約30年交流が続いている姉妹都市クラリンダ市(アメリカ合衆国アイオワ州)。平成30年10月1日(月曜日)から6日(土曜日)まで、玉名市から11人が公式訪問しました。
企業、学校、市立病院、図書館、グレン・ミラー博物館と生家、美術館、農場を見学。多くの公共施設は寄付で建設され、市民が心地よく利用できるように運営されていました。
互いに助け合い、クラリンダを心から愛する人々に感激した一行。姉妹都市交流の課題や展望が見つかった有意義な訪問となりました。
充実した公共施設
クラリンダ市立病院(Clarinda Regional Health Center)
病院内を医院長のチャックさんが丁寧に説明してくださいました。公立の地域病院で、常勤のスタッフは、薬剤師や看護師やドクター合わせて10人。ドクターヘリや地元企業が開発した最先端の医療機器を整備し、救急救命士など優秀な人材に恵まれています。そのおかげで、生存率が高いそうです。
コミュニティセンター(LIED CENTER)
寄付で建設され、市で運営している施設で、体育館、トレーニング室、公園、室内プールが完備されています。
室内プールは、冬には温水となり、館長のジェブさんは「これは非常にラッキーなセールスポイント!」と話しました。近隣の地域で室内温水プールがある施設は少ないので、利用者は市を越えて約65キロメートル圏内に及ぶほど。
図書館(LIED PUBLIC LIBRARY)
2004年に寄付で建設され、施設周辺の芝を含めて市で運営・管理しています。司書のアンドリューさんが案内してくださいました。
図書館には5万冊の蔵書があり、各年代のニーズに合わせたコーナー作りにこだわっているそうです。キッズコーナーには、家族で遊べるようにおもちゃも完備。ボードゲームなどを設置し、希望者に貸し出しています。10代の学生向けのコーナーを近年設置し、パソコンで調べ物やゲームができるようにしました。
3D(スリーディー)プリンター、3D(スリーディー)スキャナーもあり、グラム当たり10セントを支払うと誰でも使えます。立体で物を見れるので子どもたちの学びに効果的だと考え、導入しました。
施設内には貸し出しスペースもあり、実験やミーティング、ワークショップなどにも自由に利用できます。
図書館の真ん中には大きなソファを設置。リラックスしてもらえる心地よい空間づくりを心がけているそうです。
クラリンダ訪問リアルタイムレポート
市長を団長とする訪問団には、玉名市の中学生3人も参加。交流の様子は玉名市公式Facebookページ「広報たまな」でリアルタイムに報告されました。
- 玉名市公式Facebookページ「広報たまな」 (外部リンク)
以下、日程ごとにまとめたFacebookページ記事へのリンクです。
最終日
3日目
2日目
- クラリンダ市公式訪問10/2まとめ
- クラリンダ高校でバレー観戦(動画)
- クラリンダで中学生スピーチ(3)動画(安岡綾李さん)
- クラリンダで中学生スピーチ(2)動画(望月蘭さん)
- クラリンダで中学生スピーチ(1)動画(松島夕佳さん)
- クラリンダ訪問レポート
1日目
玉名市とクラリンダ市との交流のあゆみ
以下、サイト内リンクです。
カテゴリ内 他の記事
- 2025年2月28日 「2023年トルコ・シリア地震救援金」の募金...
- 2025年2月28日 英会話サロン・日本語カフェに参加してみま...
- 2025年1月28日 韓国の馬山舞鶴女子高校が表敬訪問
- 2025年1月15日 玉名国際交流協会 交流会
- 2024年11月25日 クラリンダ市との交流経緯
- 2024年11月7日 駐日アンゴラ共和国大使が市長表敬訪問
- 2024年10月22日 玉名国際交流協会設立40周年記念式典が開催...