繁根木八幡宮鳥居
更新日:2018年5月15日
繁根木八幡宮鳥居(はねぎはちまんぐうとりい)
- 指定区分 玉名市指定重要有形文化財(建造物)
- 員数 1基
- 指定年月日 平成30年5月7日
- 所在地 玉名市繁根木188
- 所有者 繁根木八幡宮
繁根木八幡宮鳥居は慶安5年(1652年)に、郡村の繁栄と氏子の安穏を願い建造された、安山岩製の明神鳥居です。明神鳥居とは、最もよく見られる形の鳥居で、高さは4.85メートルあります。菊池川流域には江戸時代初期に造られた石造鳥居が熊本県内でも多く残っていますが、その中でも傷みもなく、当初の状態をよく保持しています。このことから、石造技術の高さとともに、流域内において繁根木八幡宮が重要視された様子が窺えます。
県内では、熊本市の藤崎八旙宮摂社六所宮の慶安2年(1649年)銘鳥居が最古で、本鳥居は県内で2番目に古い鳥居です。
繁根木八幡宮
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