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令和2年5月臨時会 招集あいさつ

更新日:2020年6月29日
 令和2年5月13日(水曜日)

 皆様おはようございます。

 令和2年第3回玉名市議会臨時会の開会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 議員の皆様におかれましては、御多忙中、御出席を頂き、審議を進めていただきますことに対し、大変ありがたく、厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 本議会では、専決処分をさせていただきました補正予算案及び条例関係の承認と令和2年度補正予算案等の議案をご提案いたしております。

 

 さて、世界的に猛威を振るっております新型コロナウイルスにつきましては、議員の皆様もご承知の通り、世界経済を巻き込んだ大きな問題となっております。5月11日現在の世界保健機構の発表では、世界全体での感染者数の累計は約400万人、また5月12日現在の厚生労働省の発表では、日本での感染者数の累計は、クルーズ船感染者を除き15,874人、熊本県では48人となっているところでございます。

 国内外におきまして、回復の兆しは見受けられますものの、まだまだ予断を許さない状況となっておりますが、現在はこれ以上の感染拡大が無いことを願うと共に、1日でも早く事態が終息し、以前の日常生活に戻れることを期待しているところでございます。

 

 次に本市におきましては、3月に1名の感染者を確認したものの、以降は感染者の報告は無く、これもひとえに、市民の皆様の努力の賜物であると感謝しているところでございます。しかしながら、本市は、熊本県北の玄関口として、新玉名駅を有しており、更に特定警戒都道府県に指定されている福岡県との人口交流が多いことから、今後も緊張感を持続しながら万全の体制を取り、この新型コロナウイルス感染症対策を図っていかなくてはなりません。

 また一方で、現在は、市内の各種イベントも中止が相次ぎ、市民の皆様にもご迷惑をおかけしています。特に金栗先生の功績を受けて2月23日に開催予定でありました「玉名いだてんマラソン2020」は、玉名市民総参加のもと大きな盛り上がりを期待していただけに残念でなりませんが、次回に期待を膨らませ更なるグレードアップのための準備をしてまいりたいと思っております。また一方で、昨年の大河ドラマが「IDATEN」として、これはローマ字表記となりますが、大河ドラマ史上初めて、海外で放送されましたことは、このような状況下ではありますが、朗報であったと感じているところでございます。 

 さて、現在の市民生活に目を向けますと、長期化する自粛生活に多くの市民の皆様が疲労やストレスを抱えておられる事は承知しております。しかしながら、ご自身の生命を守るため、周囲の大切な人の生命を守るため、そして人々の暮らしを守るためにも、今しばらくご協力いただきたいと考えております。

 このような中、医療・福祉施設従事者の皆様におかれましては、全国で報じられております通り、現場の最前線で果敢にコロナに立ち向かわれている姿に多くの賞賛の声が上がっております。このことに対しましては、感謝の言葉しかありません。これらの感染症対策は、保健所単位での対応となっており、県と市そして市内の医療機関がそれぞれ緊密に連携し対応することが基本と言われています。玉名市といたしましても、早くからこの感染症対策には、大変危機感を感じておりましたことから、玉名郡市医師会、公立玉名中央病院、熊本県地域振興局、熊本県有明保健所と情報交換を行い、感染状況の分析や対応策の共有、また今後の相互協力、支援体制等について協議を進めているところでございます。いずれにせよ、関係機関との連携を密にして、感染拡大が無いように感染予防を徹底していきたいと考えております。 

 さて、国の動きに戻りますが、5月4日には政府による緊急事態宣言が、全国一律で5月末まで延長されました。引き続き13の都道府県が「特定警戒都道府県」とされ、本県は、それ以外の「特定都道府県」とされたところです。また今回併せて、国の基本的対処方針が改定され、特に熊本県を含む「特定都道府県」においては「感染拡大の防止」と「社会経済活動の維持」との両立に配慮した取り組みに段階的に移行していくこととされておりました。

 しかしながら、国の動向としては、明日の14日に緊急事態宣言の一部解除が見込まれており、熊本県を含む34の特定都道府県の解除を示されております。またこれに先立ち、熊本県におきましては、昨日、新規感染者の減少を受け、感染状況の地域区分を「感染拡大傾向期」から「感染確認地域」に引き下げられたことに伴い、外出自粛解除がなされたところです。

 このような状況の中で、現在、市内事業者の皆様は、それぞれに生き残りをかけて奮闘されておられることと思われますが、経済的な影響を受ける事業者へのパッケージ支援と、さらに上乗せの支援を市が行うことで、市内事業者の回復を促進したいと考えております。そこで玉名市といたしましては、現在、最も困っておられる飲食店や本市の観光資源の温泉旅館に重点的かつ迅速に支援を図ることを目的に5月1日に補正予算を専決処分させていただき、緊急経済対策の第1弾として、飲食店特別支援金と宿泊施設特別支援金の受付を5月1日より開始し、5月8日から支給開始をいたしました。今議会には、市独自の緊急経済対策の第2弾を上程しているところですが、引き続き、第3弾、第4弾の検討も経済情勢を見極めながら進めてまいりたいと考えております。

 また、ソフト的な取り組みといたしましても現在、約50社で実施されています「テイクアウト」活動や、同じく約30社で実施されています前払いによる運営の支援を行う「クラウドファンディング」事業が展開されています。市としましても、広報周知等のPR活動の支援を行い、今後も広く市民に賛同をいただきながら支援拡大につなげていくと同時に、引き続き玉名市の実情に応じた取り組みを強化しながら、飲食店をはじめ、困難に直面しておられる市内事業者の皆様への支援についても全力で取り組んでまいりたいと考えております。 

 次に国民一人当たり10万円を支給される特別定額給付金につきましては、既にオンラインによる受付を5月1日に開始し、今月の15日には振り込みを開始いたします。郵送による申請受付につきましても、急ピッチで準備を進めており、申請書発送を今月15日より行い、今月末から振り込みが開始となります。これに伴い、密にならないことを前提に各支所では常時、そして本庁では1階ロビーにおいて、今月21日から相談窓口を開設し、市民の皆様のサポートを図ってまいります。

 また、多くの市民の皆様が心配されている学校再開につきましては、昨日、熊本県教育委員会の見解が示され、分散登校や時間短縮などの感染防止策を講じることを条件に、早ければ今月の18日から前倒しできる旨の方針が出されましたので、熊本県教育委員会の方針を注視しながら、早急に市の対応を図りたいと考えております。いずれにせよ緊張感をもちながら授業再開が図られるよう努力してまいります。

 続きまして、市内の公共施設の開放につきましては、各施設の現状がそれぞれ異なることから、感染防止対策を徹底した上で段階的に開放していきたいと考えており、市内全ての施設の再開は、現時点では6月1日を予定しております。

 そして、玉名市役所庁内の状況につきましてご説明いたします。現在は、「三つの密」を解消するために土日の振替休暇体制を導入する等の分散勤務を実施し、また各課の窓口ではアクリル板の設置等、感染防止に努めているところでございます。さらにこの新型コロナウイルスに係る問題は、将来の仕事のあり方や社会のあり方にも大きな影響を及ぼそうとしております。既に市役所内にもWeb会議室を設置し、オンライン会議を実施しています。このようなSNSを初めとした通信環境と人が交わる社交環境は、これから大きく変化していくことが予想されますので、今後、庁内業務におきましても、このように新しい環境を取り入れた業務推進をさらに図ってまいりたいと考えているところでございます。

 また庁内における新型コロナウイルス感染症対策の推進体制ですが、2月20日に立ちあげました玉名市コロナウイルス感染症対策会議、及び新型インフルエンザ等特別措置法に基づく対策本部会議をこれまで合わせて21回、必要に応じて随時開催してまいりました。その会議におきましては、各部長を中心に業務の情報共有を図り、迅速な対応について積極的に研究と議論を重ねているところでございます。

 現在の新型コロナウイルスに係る問題は、明確な見通しが立たず、混沌とした状況です。玉名市といたしましても、今後、国及び県の動向を見極めながら、感染拡大防止に努めるとともに、市民の皆様の生命を守り、地域経済活動を維持するために、スピード感をもった対応に努めていきたいと考えているところでございます。

 なお、ここでご説明出来ない玉名市の取り組みの全容につきましては、予定されております全員協議会でご説明させていただくこととしております。

 

 続きまして、令和2年度補正予算案についてですが、今回の補正予算関係では、専決処分2件、補正予算1件、報告案件といたしまして、繰越計算書の報告2件を御提案いたしております。

 詳しくは、総務部長から提案理由説明の中で申し上げますので、これらの提案につきましてよろしくご審議いただき、いずれも原案どおりご承認頂きますようお願い申し上げます。

 最後になりますが、感染拡大防止のために、まだまだ市民の皆様にはご苦労をおかけすることになります。しかし、職員が一丸となり、市民全体も繋がり、この難局を乗り越えたいと考えていますので、議員の皆様方には、引き続きご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。玉名市民の心を一つにして

「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」

の精神でこの困難を乗り越えましょう。お世話になります。

 


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