企画展 「北島勝永展 -勝永と高瀬-」
更新日:2005年1月1日
北島勝永は、江戸時代後期に柳河に生まれました。9歳の時から絵の修行を始め、久留米・博多・大坂と狩野派の絵師に学んでいますが、文化13年から、雲谷派の流れをくむ肥後藩御用絵師・矢野良勝について矢野派の画法を6年にわたって修行しています。勝永は俗名が東造、幽谷と号し、その作風は、狩野派より矢野派の影響を色濃く受けています。柳川藩立花家の御用絵師として活躍した勝永ですが、その作品が玉名に多く残されています。玉名に残る勝永の作品は、熊本への往来の途次、高瀬に逗留して描いたものと思われます。本展では、それらの中から、13点を3期に分け展示しました。
展示期間
- 第1期 平成8年9月17日(火曜日)〜平成8年11月3日(日曜日・祝日)
- 第2期 平成8年11月12日(火曜日)〜平成8年12月23日(月曜日・祝日)
- 第3期 平成9年1月7日(火曜日)〜平成9年2月16日(日曜日)
カテゴリ内 他の記事
- 2024年3月22日 第36回熊本県シニア美術展〜60歳からの技と...
- 2023年9月5日 肥後の絵師 太華
- 2021年9月7日 石井了介展 夢中になって絵をかいていた
- 2021年5月20日 企画展「生誕120年記念 洋画家 田代順七...
- 2019年5月27日 岡田正二の教会絵とキリシタン展
- 2018年2月28日 玉名が生んだ日本画家 川本末雄展
- 2018年2月2日 川本末雄展 現代日本画の新境地を開いた画...