企画展「歴史をつなぐ 田添夏喜・門岡久・上村重次の仕事」
更新日:2018年3月17日
歴史はどのような人によって明らかにされ、私たちのもとに届けられているのでしょうか。もちろん、大学などの研究機関に所属する著名な研究者によって明らかにされることも多々あります。しかし、そのような機関に所属することなく地道に研究を行い、その成果を私たちに手渡す人びともまた大切な存在です。
今回の企画展示では、教師や新聞記者として生活するかたわら、郷土玉名の歴史を研究することに情熱を注ぎ、今を生きる私たちにその成果を届け続けた田添夏喜、門岡久、上村重次の生涯と研究の成果を紹介します。
田添夏喜(1910〜2006)
玉名郡築山村(現玉名市)に生まれる。岱南中学校教諭、玉陵中学校教諭を歴任、美術・社会科の教師として多くの生徒を育てる。そのかたわら、考古学者として伝左山古墳や年の神遺跡などの多くの発掘調査を行った。
門岡 久(1921〜2010)
玉名郡大野村(現玉名市)に生まれる。岱南中学校教頭、玉名町小学校校長などを歴任。社会科教育に力を注ぐなかで、郷土の歴史研究をはじめる。また、俳人としても活躍し、俳諧の歴史にも造詣が深い。
上村重次(1927〜 )
宇土郡花園村(現宇土市)に生まれる。1953年、熊本日日新聞に入社し、新聞記者として活躍する。そのかたわら、仏像や地名研究に取り組み多くの研究を発表した。
展示期間
平成30年3月17日(土曜日)〜平成30年5月13日(日曜日)
展示場所
博物館企画展示室
- 〒865‐0016 熊本県玉名市岩崎117
- 電話番号:0968‐74‐3989
- ファックス:0968‐74‐3986
- URL:https://www.city.tamana.lg.jp/q/list/455.html(サイト内リンク)
- 開館時間:午前9時〜午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
- 休館日:毎週月曜日および祝日の翌日
観覧料
有料
- 一般 :300円(210円)
- 大学生:200円(140円)
- 高校生以下:無料
※( )内は20名以上からの団体割引
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