高瀬飴
高瀬飴は江戸時代に興ったといわれています。米を原料とした健康自然食品で母乳代わりの滋養分に富んでいて昔から産婦のお見舞いに使われてきました。長飴、中に黒砂糖などが入った丸飴、一口サイズの打切などの種類があります。
高瀬飴の歴史
高瀬は、江戸時代に藩営の米集積地である高瀬御蔵が設置され、城北三郡の米が大坂へ運ばれていきました。御蔵米は25万俵といわれ、大坂・堂島への廻米の積み出し量は高瀬からが最も多く、熊本、八代、川尻をしのいでいたといわれます。こういった時代背景で生まれたのが高瀬飴です。細川家が糖分の補給源として製造を奨励したため、製飴業がさかんになったともいわれています。製法は、もち米を釜で炊いたあと、水、麦芽を入れて水飴にし、それを引いて白い飴にしていましたが、現在は、水飴を購入し加工して作られています。玉名市内では、今も3つの業者が飴の製造を行っています。
高瀬飴にまつわる話
妊産婦の人が高瀬飴を食べると、母乳が出ると玉名地方に言い伝えられ、出産祝い等に喜ばれています。野田飴老舗は明治20年創業です。
玉名ブランド認定品
平成21年度に第3回の玉名ブランド認定審査委員会が行われ、玉名ブランドとして認定されました。
事業所名
野田飴老舗
玉名市繁根木255
代表者 野田 正孝
電話番号 0968-72-3042
ファックス番号 0968-72-3042
1袋(丸・長) 各324円(税込)
どこで買えるの・・・
野田飴老舗、新玉名駅「たまララ」、鶴屋百貨店、熊本県物産館、玉名PA上り・下り
お問い合わせ
玉名観光協会(電話番号:0968-72-5313)
お店の情報はこちらで検索してください 玉名観光協会ホームページ