伊倉八幡例大祭
更新日:2009年3月25日
伊倉には道を挟んで南北2つの八幡社が建てられています。
南北両神社の氏子の範囲は旧小田郷です。
現玉名市伊倉と横島町の一部がその範囲です。これらの地域が南北両神社に分割されています。
新たに節頭に当たった家では、座敷の一角に勧請棚を設けます。この棚には御弊・枡箱・香箱・燈明台が置かれています。
北社では、この棚の後ろ側などにマスガタという木枠が作られます。これは神様が出入りするためといいます。
祭には美しく着飾った未婚の女性が行列を組んで町内を練り歩きます。今は小学生がこの役を務めます。
練り嫁行列の起源は、昔祭の前に若い娘を毎年人身供養に要求していた怪物を犬が退治したので、幸せに過ごせるようになったことを感謝して始まったとされています。
節頭を乗せた馬が宮の石段を一気に駆け登ります。これがこの祭りの見せ場の1つです。
拝殿に入る際、節頭は地面に足を触れてはいけないので、仲間が担いで行きます。
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