繁根木八幡宮は、旧高瀬町・坂下郷を氏子としていました。

各節頭区は更に、玉名町38・築山8・高道7・鍋6・滑石8・大野11・睦合8という組に細分されています。節頭は3組出ることになっています。馬に乗る節頭子は小学校1〜3年生の男子でなければなりません。

各節頭子にはそれぞれ仲間4・柄杓振1名が付きます。

潮取りは現在、10月27日に行われています。玉名町は高瀬との境にある1本榎で行っていました。

潮取りする所に祭壇が設けられ、神職によるお祓いがなされ、潮取りが行われます。

その後、節頭は宮参りしてから村廻りに出向きます。

10月28日の午前、御弊を先頭に3名の節頭が宮参りします。

この時手にする御弊はその形がカボチャに似ているところから南蛮御弊と呼ばれます。米3升9合9勺を白木綿で包んだものです。

神社拝殿に上がって神事に参加するのは節頭だけで、他のものは境内で待機します。

神事が終了すると、午後は町廻りに出かけます。