神楽
更新日:2009年3月27日
玉名では現在15団体が神楽を伝承しています。
玉名に伝承されている神楽はいずれも肥後神楽と呼ばれる系統に属するものです。この神楽は、主に素面で手に榊・剣・弓などを持って舞う演目から構成されています。
まず、昼間神事がなされる時に「三座」神楽と呼ばれる3番の舞が行われます。
夜になってすべての演目が行われます。曲目は、手にする物の名がつけられています。
ただ、1番着面の舞を持つことがあります。他の地域では、普通「国津、鬼神舞い」などと称されますが、玉名では、多くは呉段と呼ばれます。
この舞いは、演目の最後に置かれていて、電灯を消して、ろうそくの明かりの中で演じられます。
神楽は拝殿の中央、やや上段部の畳2畳分に空間で、神殿を正面にして行われます。つまり、観客を背にして演じられることになります。
大太鼓・締太鼓・笛が用いられます。2つの太鼓を1人で叩きます。
衣装は、頭に烏帽子を被り、狩衣・袴を着用します。足袋は、白もしくは黒色です。
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