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令和2年12月25日開催 月例記者会見 市長挨拶

更新日:2020年12月25日

令和2年12月25日開催 月例記者会見

市長あいさつ

 

皆さん、おはようございます。

それでは、今年最後となります月例記者会見の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

さて、新型コロナウイルスの流行後、初めての冬を迎えたわけでありますが、皆様ご承知のとおり、依然、感染拡大に歯止めがかかりません。現在、国内における感染拡大傾向は過去最多の水準で推移し、連日、新規陽性者数を更新する危機的状況が続いております。感染の波は勢いを増しながら大都市圏から地方へと加速度的かつ着実に拡がりを見せ、国内の一日の新規陽性者数は今や約3,000人。県内の陽性者数も累計1,500人を超え、本市の陽性者数も遂に累計100人を超える状況に達しております。

これから年末年始を迎えるに当たり、帰省等による会食・接触機会の増加に伴う更なる感染拡大が強く懸念されます。人々の命と暮らしを守るため、そして医療提供体制や保健所の負荷軽減のためにも、市民の皆様には年末年始を静かに過ごしていただくべく、啓発を図り、感染拡大抑制の徹底に最大限努めてまいる所存です。

また、この1年を振り返りますと世界中の多くの人々が強いストレスの中でコロナと向き合い、見えない脅威に翻弄され続けた1年であり、自粛と予防対策に疲弊・憔悴した1年であったと存じます。本市もこの1年、国の制度に伴う特別定額給付金に、本市独自の緊急経済対策を初めとする「感染拡大防止と経済活動の両立」のための財政出動など、終始、コロナ対策に奔走したほか、主要事業が軒並み中止・延期という異例の事態に見舞われ、非常に混沌とし、かつ困難を極めた1年でありました。

さて、先般、今年1年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」に『密』が選ばれましたが、本市のこの1年を漢字一文字で表すならば、まさに『禍(わざわい)』、コロナ禍の『か』の一文字に尽きると感じております。本来であるならば、オリンピックイヤーであった今年は、熊本県北初のフルマラソンである「玉名いだてんマラソン」の開催や、本市がホストタウンを務めるアンゴラ共和国の女子ハンドボールチームの事前キャンプや交流事業などに彩られた輝かしい一年として、本市の歴史に刻まれるとともに、この年末の記者会見の場はそうした一年を総括する機会となるはずでした。しかしながら、今年は記者クラブの皆様に対し充実したプレスリリースができなかったことに加え、一部「凶報」を伝える結果となってしまい、誠に遺憾千萬であります。

また、コロナ禍により社会のあり方は劇的に変わりました。同じく、行政のあり方もこれまでの常識が大きく覆され、私自身、緊急事態宣言解除後の「新しい行政運営」の有りようについて、さまざまに検討し、イメージしてまいりました。実際、コロナ禍による「負の側面」を取り上げるならば正直きりがありません。ですが「禍転じて福と為す」この故事ことわざに倣い、コロナ禍を本市行政のあり方を抜本的に見直す二度とないチャンスとして前向きに捉え、本市行政の成長戦略に位置付けた次第です。現にオンラインやリモートの普及、会議のウェブ化、慣例化した事業の廃止・見直しなど、それまで進捗しなかった分野は一気に進展し、前例主義に捉われていた行政のあり方が革新的な変化を遂げたことは紛れもない事実であります。無論、我々は外的要因であるこの禍を避けることはできませんし、変えることもできません。我々にできることは、その禍の渦中で「最大限の対応に尽力する」という自治体としてのスタンスを維持し続けることだと存じます。コロナ禍により、行政が行動変容や行動制限を余儀なくされた結果、我々はさまざまなことを経験則として学び、また一方では職員のクリエイティビティを育み、それが行政のパラダイムシフトを加速させ、さらには新たな創造の可能性を大きく切り開いたものと感じております。そうした意味では、この2020年は本市行政にとって最大の転換期かつ「新しい行政運営」実現のための最大の準備期間であったと言っても過言ではないかも知れません。

これから新しく迎える2021年、禍を福へと転じるべく、2020年の逆風を糧とし、さらに上昇気流に変え、心機一転「新しい行政運営」の実現による更なる「行政の進化」の達成を目指すとともに、市民生活のより一層の向上と、市民の皆様の本市行政に対する新たな信頼の形成・構築に鋭意努力してまいりますので、来年の本市の活躍にどうかご期待いただきたく.存じます。

それでは、本日の記者会見の内容でございますが、発表事項として、「金栗四三ゆかりの地を結ぶマラニックコースの造成及びイベントの開催」について、以上1件を用意しております。

詳細につきましては、担当よりご説明いたします。

また、本日は投げ込み資料として別に5件を用意しております。

結びに、未だ終息の兆しが見えないコロナ禍ではありますが、どうか一日も早い事態の終息、そして市民生活と地域社会の安寧を強く祈念いたしますとともに、あわせて記者クラブの皆様方の今年一年のご足労に対し、感謝を申し上げまして、本日の月例記者会見の開催に当たってのあいさつといたします。

 

 

 

 

表:12月25日開催月例記者会見 記事一覧
番号記事件名区分
1金栗四三ゆかりの地を結ぶマラニックコースの造成及びイベントの開催について発表事項
2令和3年 玉名市消防出初式投げ込み資料
3第67回 文化財防火デー投げ込み資料
4令和2年度玉名市公民館講座『親子でつくろう!かんたん防災グッズ(第2弾防災講座)投げ込み資料
5よこしま 冬の天体観察会投げ込み資料
6博物館からのお知らせ

投げ込み資料

 


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