令和4年8月26日開催 定例記者会見 市長挨拶
令和4年8月26日開催 定例記者会見
市長あいさつ
皆さん、こんにちは。
定例記者会見の開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
さて、依然として猛威を振るい爆発的感染が高止まりしている新型コロナ「第7波」ですが、現在、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状態が継続しています。そして、今月11日には全国の陽性者の累計が1,500万人を突破し、まさに国民の10人に1人が感染している状況となりました。
本市でも医療機関の受診者は7月中旬以降、毎週150人を超える状況が続き、その5から8割に陽性が確認者されています。また、今月に入ってからは一日に100人台の陽性者が確認される日もあり、本市の陽性者数の累計も今日には9,000人を超える見込みです。このように発熱外来者、感染者の入院診療の急増により、地域の医療体制は今、非常に厳しい状況に置かれています。
このような感染の急拡大に伴い、医療負荷が増大していることから、本県では今月2日に「熊本BA.5対策強化宣言」が発令された次第です。さらに、本市の医療機関もコロナ感染による受診で医療提供体制が危機的状況にあることから、続く9日には玉名郡市1市4町、玉名郡市医師会、くまもと県北病院が共同で「医療機関への適正受診」についてのメッセージを住民に向け発信した次第です。
一方、今月24日、総理は感染者の「全数把握」を見直す方針を明らかにしました。第7波による医療機関や保健所の負担増に伴う切迫状況は想像に難くないかと存じますが、この方針決定に伴う事務負担の軽減を期待・歓迎する声がある反面、自治体間で集計方法が異なり、全体像が掴めなくなるとの否定的な声もあるなど、その方針には賛否両論あるものと認識しております。本県が今後どういった方向で進むのか、県の動向を注視しつつ、切迫した医療現場の状況改善に少しでもつながればと強く願うところであります。
さらに、政府では感染者の「療養期間」についても「短縮」する方向で検討がなされています。現在、第7波で感染者数が高止まりし、社会・経済活動に 大きな影響が出ていることは強く感じております。医療現場をはじめ、療養期間に伴う人手不足から多くの事業所が業務に支障を来しているものと認識しております。ただ、療養期間を一律に短縮することには専門家から慎重な意見もあることから、議論を尽くした上での適正な判断を願いたいところです。
最後に、本市のワクチン接種の現状についてですが、今月22日時点で3回目接種率が73%、4回目接種率が28%となっています。これからお盆期間中の人の移動による感染の再増加の可能性も大いに懸念されるところであり、依然警戒が必要です。なお、第7波の感染拡大の特徴として、接種率の低い若年層での感染が多く見られます。第7波の脅威から市民の命を守るため、また、発症や重症化を防ぐためにも、引き続き、ワクチンの追加接種の検討と、基本的な感染予防策の再徹底を強く訴え、過去最大の波であります、この「第7波」を乗り切りたいと存じます。
それでは、本日の記者会見の内容でございますが、発表事項として「第5回玉名市議会(定例会)」について、以上1件を。ほかに、投げ込み資料として、別に3件を用意しております。詳細につきましては、担当よりご説明いたします。
以上、申し上げまして、本日の定例記者会見に当たっての挨拶とさせていただきます。
番号 | 記事件名 | 区分 |
---|---|---|
1 | 第5回玉名市議会(定例会) | 発表事項 |
2 | 第34回熊本県消防操法大会の開催について | 投げ込み資料 |
3 | 玉名未来づくり研究所 9月期のお知らせ | 投げ込み資料 |
4 | 博物館からのお知らせ | 投げ込み資料 |
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