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令和8年6月議会 招集あいさつ

更新日:2026年6月4日
令和8年6月4日(木曜日)

おはようございます。

令和8年第2回玉名市議会定例会の開催にあたり、議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。   

 

まずは、台風6号ですが、東海地方では特別警報が発表され、線状降水帯発生による大雨や河川の氾濫により災害が発生しております。本市においても、台風による大雨への警戒を続けておりましたが、幸いにも、現時点では大きな被害の報告は確認されておりません。しかし、その台風の影響により、梅雨前線も活動が活発になり、6月1日、九州南部では梅雨入りが発表されておりますので、引き続き、気を引き締め、市民の皆様の安全確保に万全を期してまいります。

 

さて、そのような中、今年も玉名の初夏の訪れを告げる風物詩、「第34回 高瀬裏川花しょうぶまつり」が、先月22日より開幕いたしました。

花しょうぶの開花の時期に合わせ、23日には「スイーツマラニック」、24日には「玉名温泉 初夏の温泉まつり」などが開催され、多くの皆様に花しょうぶや高瀬の歴史ある街並みをお楽しみいただけたものと拝察いたします。

そして、先週末(30日)土曜日のメインイベントでは、高瀬商店街の界隈が歩行者天国となり露店が立ち並びました。また、裏川水際緑地では花しょうぶコンサートや野点などが催されるなど、会場は大変な賑わいを見せ、活気に満ち溢れておりました。

今年はメインイベントの日よりも少し早く見頃を迎えたようですが、たくさんの花しょうぶが鮮やかに咲き誇り、来場者の皆様の目を楽しませてくれました。夜にはライトアップされた幻想的な空間にたたずむ花しょうぶが、訪れた方々に癒しのひとときをもたらし、玉名の魅力を存分に感じていただけたものと思います。

昨年の花しょうぶまつりでは、一昨年の11万5千人を超える過去最多の12万人もの来場者数を記録しており、本年も、市内外から、本当に多くの皆様にお越しいただいております。

これもひとえに、「高瀬裏川筋を愛する会」をはじめとする「高瀬裏川花しょうぶまつり実行委員会」の皆様を中心とした、地元の商店街や関係各所の皆様の多大なるご尽力によるものであり、本イベントが盛況であったことに対しまして、この場をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。そして、今後も末永く多くの皆様に愛され、玉名の風物詩として後世に引き継がれていくことを切に願う次第でございます。

   

さて、国内外の経済情勢に目を向けますと、中東情勢の緊迫化等に伴い、エネルギー価格の高騰や物資の供給不安が依然として懸念されております。

このような状況に対し、政府は国民生活と経済活動を力強く下支えするため、総額3兆円強の経済対策を盛り込んだ補正予算案を国会に提出し、様々な取り組みを強化しているところでございます。具体的には、重点支援地方交付金の追加措置や、エネルギーコストへの緊急支援、さらには、燃料価格の高騰を見据えた電気料金への対応、ガソリンといった燃油関連の激変緩和措置の継続による価格抑制など、国民の皆様の命と暮らし、そして経済活動に支障が生じないよう、万全の対策を進めております。

本市におきましても、物価高騰の影響を受けている市民の皆様や事業者の皆様に対しまして、様々な支援事業を実施いたしておりますが、その一つとして、4月末より、「プレミアム付商品券事業」を開始いたしました。

今回のプレミアム付商品券事業は、すでにお知らせしておりますとおり、前回の約3倍に相当する規模で準備を進め、販売を開始いたしました。紙商品券につきましては、発行数の1.5倍程度のお申し込みをいただき、デジタル商品券『たまなPAY』につきましても、現在も販売中ではございますが、約8割が購入されており、多くの市民の皆様にご活用いただいているものと存じます。まだ残部もあり、ご利用できる店舗も約440店舗と増えておりますので、ご購入いただいていない皆様には、ぜひこの機会にご活用いただきますようお願い申し上げます。

また、これに併せまして、低所得者の皆様向け紙商品券の配布も、6月1日より順次行っております。

これらの商品券販売と配布事業は、エネルギーや食料品などを中心とした物価高騰の影響を受ける市民の皆様の生活を力強く支援するだけでなく、地域経済への貢献も極めて大きいものと認識しております。多くの商品券が流通することで地元消費が喚起され、市内経済全体の下支えとなるという、まさに所期の目的が達成されるものと考えております。

 

次に、この場をお借りいたしまして、「県営新野球場」の誘致に向けた、私の思いの一端を述べさせていただきます。

先の3月議会にて、新玉名駅周辺を県営新野球場の移転候補地として応募することを表明をさせていただきました。現在、誘致実現に向けて、提案内容の検討を鋭意進めているところでございます。

本市にとって県営新野球場の誘致は、「笑顔をつくる10年ビジョン」や、「まちなかグランドデザイン まちなか未来図」、「新玉名駅周辺整備基本計画」など、市の将来像やビジョンの実現に向けた、極めて重要かつ有意義な取組であると確信しております。県営新野球場は単なるスポーツ施設に留まらず、多大な可能性を秘めた地域活性化の核となり得ます。野球やスポーツイベント、コンサートといった大規模な催しが開催されることで、多くの皆様が玉名を訪れ、市のPRはもとより、交流人口の拡大や地域経済の活性化につながり、想定をはるかに超える効果をもたらすものと確信いたしております。

この効果は、本市のみならず、荒尾、玉名地域を中心とした県北地域全体に波及すると考えており、荒玉郡市一体となった取組としての趣旨もご理解いただき、各首長からも期待と応援の声を頂いているところでございます。

そのような中、移転候補地の新玉名駅周辺は、私が就任当初より重点施策の一つとして取り組んでまいりました。観光客が行き交う県北の玄関口として、また、新たな住環境の整備や商業施設の誘致など、活気あふれるまちづくりを目指してまいりました。専門部署である「新玉名駅周辺整備推進係」を設置し、2018年には「新玉名駅周辺整備等基本計画」、2020年には、より具体化した「新玉名駅周辺整備方針」を策定いたしました。地権者意向調査や文化財予備調査、民間企業へのヒアリングを実施し、開発促進に向けた様々な取り組みを推進してきております。コロナ禍の影響を受け、事業者の動きが慎重になる時期もありましたが、ホテルやアパート建設、住宅分譲地の整備、商業施設等の進出検討など、新たなまちづくりの動きが活発化しております。この動きに併せての県営新野球場を誘致することは、まさにこれまでの政策(計画)と合致するものであり、相乗効果を生み出し、本市のさらなる発展を飛躍的に加速させるものと確信しております。

また、令和5年度から立ち上げた「まちなか未来プロジェクト」において、都市機能が集積する市の中心部の活力と魅力を高めるために策定したグランドデザイン「まちなか未来図」。その中でも、新玉名駅周辺エリアは、商業や娯楽、スポーツを中心とした賑わい空間づくりを目指し、大型商業施設、宿泊施設、そしてスポーツ施設の誘致推進を掲げ、精力的に取り組んでおります。県営新野球場を核とした新玉名駅周辺の発展は、市民の皆様の暮らしを豊かにし、市全体の発展に大きく寄与するものと考えます。

このように、県営新野球場誘致は、市の政策的に理にかなった、まさに必然とも言うべきビッグプロジェクトであると、改めて強く確信しているところでございます。

次に、誘致において本市が有する優位性、すなわちポテンシャルについて、ご説明させていただきます。

第一に、交通の便における圧倒的優位性が挙げられます。本市は県内において、九州・福岡圏域はもとより、広域的な関西圏域へのアクセスにおいても、極めて優れた立地条件を有しております。菊水インターチェンジ、南関インターチェンジ、長洲港フェリー、そして現在整備が進められている有明海沿岸道路など、県内、他の地域と比べても絶対的にアクセスは良好です。さらには、熊本中心部周辺の深刻な渋滞問題や混雑緩和を考慮しても、玉名は適所であると自負しております。

第二に、熊本県の関西戦略との連携や、新野球場を活用した大規模イベント、コンサート開催を視野に入れた場合、県北の玄関口である新幹線新玉名駅は、広域からの集客を直接的に実現し、地域さらには県全体の発展に貢献する「地の利」を最大限に有しているものと確信しております。

第三に、県北地域、特に荒玉地域には大規模な県営施設が、県南地域に比べて不足していることから、県内全体の施設配置のバランス是正や荒玉地域の活性化に寄与するためにも、県営新野球場は、この玉名の地に移転整備されることを強く望むところでございます。

第四に、何といっても、新幹線新玉名駅から徒歩圏内にスタジアムを実現できる点です。新幹線の車窓からも望める広島市民球場が広島駅から遊歩道にて直結し、最高のアクセスと周辺環境を誇っているのと同様、本市の新玉名駅前に整備できるスタジアムも類いまれなる立地条件を備えることになります。このような優れた環境を有しているのは、県内はもとより九州全域を見渡しても、玉名市以外には他に類を見ない、唯一無二であると確信しております。まさに、決定的なセールスポイントとなり得ると考えております。

県営新野球場の誘致は、これまで進めてきた本市政策をさらに加速させる、まさに「ターニングポイント」となるものと捉えております。それに加え、地域の方々、農業団体、商工業団体、建設業団体、教育団体といった、多くの関係団体の皆様から、本誘致に対する多大なるご期待と応援のお声を頂戴しており、その機運の高まりに大変心強く感じているところでございます。

私は、こうした市民の皆様、地域の皆様の熱い期待と応援を「チーム玉名」の力と捉え、熊本県民の皆様にご納得いただけますよう、全力で「チャレンジ」、取り組んでまいる所存でございます。

つきましては、市民の皆様、そして市議会の皆様におかれましては、何卒、本誘致へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

最後になりますが、今議会の提出議案といたしましては、予算議案や条例議案、人事案件など計20議案でございます。

議案の内容につきましては、このあと提案理由の説明の中で、それぞれ申し上げさせていただきますので、充分にご審議をいただき、いずれも原案どおり、ご承認を賜りますようお願いを申し上げ、開会にあたりましての挨拶とさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


お問い合わせ

玉名市役所 総務部 秘書課
住所:〒865-8501 熊本県玉名市岩崎163
電話番号:0968-75-1211
ファックス番号:0968-75-1166この記事に関するお問い合わせ


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