企画展 「木下順二追悼展 -木下家ゆかりの品、本館寄贈品より-」
更新日:2007年4月1日
『夕鶴』『彦市ばなし』などを生んだ戦後を代表する劇作家木下順二氏が、平成18年10月30日亡くなりました。
木下順二氏は東京生まれですが、木下家は同田貫の名鍛冶左馬之介清国を祖とし、現玉名市伊倉で代々惣庄屋を勤めた家柄です。祖父助之は玉名郡長・県会議員・衆議院議員を勤めました。また助之兄に学者の木下韡村、曽祖父初太郎の弟には実学党の竹崎茶堂などがあります。氏は、父弥八郎の帰郷にともない、11歳から22歳まで熊本で過ごされ、たびたび伊倉へも足を運ばれました。
本館では、訃報に接し、木下順二氏の功績をたたえ追悼パネル展を開催。ひきつづいて、追悼展第二弾として、木下氏より本館に寄贈いただいた木下家資料の中から、書画や書簡など木下家ゆかりの品々を展示しました。
展示期間
平成19年4月3日(火曜日)〜平成19年6月24日(日曜日)
講演会
演題
「菊池・玉名の木下家とその周辺」
講師
堤 克彦 氏(地域史研究家)
期間
4月28日(土)午後1時30分〜
場所
博物館レクチャーホール
聴講無料
同時開催
- 「絵手紙こころピア展」 5月22日(火)〜6月17日(日)
- 「赤星亮衛展」6月24日(日)〜7月22日(日)
体験学習
- 「文化財めぐり」(天水)4月22日
- 「ブローチを作ろう」5月13日
- 「絵手紙体験講座」5月26日
- 「七天神ウォッチング」6月10日
- 「ねむの木コンサート」6月24日
玉名市立歴史博物館
〒8650016 熊本県玉名市岩崎117
電話番号:0968-74-3989
ホームページ:https://www.city.tamana.lg.jp
開催時間
午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日
毎週月曜日および祝日の翌日
観覧料
一般300円(※210円)大学生200円(※140円) 高校生以下は無料 ※括弧内は20名以上からの団体割引
チラシ
木下家関係の企画展
- 玉名市立歴史博物館こころピア開館記念 「木下順二展」 平成6年5月22日〜平成6年7月31日
- 「木下助之の周辺」 平成6年11月29日〜平成7年1月29日
- 「木下家とその交流 木下順二寄贈品展」 平成11年11月23日〜平成12年1月23日
- 「木下順二追悼展」 平成19年4月3日〜平成19年6月24日
- 「木下家の人々 -李吉・熊雄・父助之-」 平成29年5月27日〜平成29年7月9日
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